【書評】うつからの脱出 (下園壮太)

うつ病

 

  1. 手にしたきっかけ
    ・自分がうつ病となり、どういう対処したら良いか知りたかったため

  2. 本の特徴
    ・全6章
    ・チェックシートあり

  3. 入手場所
    ・Amazon (Kindle Unlimitedなので0円)

  4. 読んで気づいたこと変わった事
    ・うつ病のへの段階と回復への道筋

  5. 総評
    ・著者独自に見解も交えながら実用的かつ入門書。
     自分や身近にうつ病の方が居たら一読する価値あり。

 

 

そもそもうつ病とは

うつ病とは、どういう症状なのか?

なったことがない人、または診断されたけどイマイチわからない。
というのが多いと思われます。

本書でも記載の通り、うつ病とは

「わけのわからない」苦しさ

であります。

なので、
うつ病とはどういうものなのか
把握するところから始まります。

うつ病は、人が疲労しきった状態でありこの状態が続くと
本来の自分は失われだんだんと別人になっていきます。

涙もろくなったり
おこりっぽくなったり
強く不安を抱えたり


この疲労とは主に精神的疲労になります。
自分が望んでいない環境の職場で我慢しながら
暮らしている本来の自分を抑えながらとなるので
疲労がたまり、感情のコントロールができなくなり
別人へと変わって行くのです。

本書でのこの状態を「感情のプログラム」と示しており
複数のプログラムが存在し、それが一斉発動すること
とされています。

私も経験がありますが、
酷い時は、倦怠感もありながら、何をすれば良いのか
良くわからなくなるのです。

自分の思考が通常と違うのでは?
そんな感覚があり、自信も湧かずただ耐える。
そんな時間が流れます。




内容

うつ病=自殺

そういう、イメージもあると思います。

実際に、悪化すること希死念慮をいただくことになります。

そこまでのラインを本書に記載があります。

身体化ライン
別人ライン
希死念慮ライン

の3つであり、
身体化ライン→別人ライン→希死念慮ライン
の順に進行するとのことです。

最初は、単に疲れだったのが、
不眠となり、感情がコントール出来なくなり、やがて死にたいと思うようになると。
このことが事前に分かっている、今自分(相手)がどういうライン
にいて危険な状態かの目安にはなります。

私の場合は、
不眠が主であり感情がブレ始めた状態であったで
まだ初歩的な状態あったとわかりました。

また、うつからの回復の特徴も述べられてます。

落ち込み期、回復期、リハビリ期

の順となります。
これも事前に把握しておくとどの期間に何をして
何をしてはいけないかの目安になります。

 

回復に向けて

1日仕事して帰宅しても疲れが取れない。

土日の休みも日曜の夕方になって
ようやく体力が回復する。
そんな日々を暮らしている人も多いと思います。

疲労が少ない時は少しの休憩で回復するが、
一旦疲労すると、少々の休憩では回復しない
というのが仕組みのようです。

なので、疲れる前に休むと行ったような定期的な
休暇をとることが重要になりますね。

会社でなかなか、好きなタイミングで休むことは
難しいので特にストレスのかかる職場では疲労蓄積に
なりやすいですね。

リハビリ期が、一番難しい時期と述べられてます。
理由としては、外見からは回復しているように見えるため
回復したように扱われてしまうこと
そして、自分自身も「回復したからもっと頑張らねば」
自分にプレッシャーをかけてしまうことになります。

この時は「生きがい」を求めてたり、探す傾向になるわけ
ですが、そもそも1人でいても見つけにくいもの。
それを1人で考えて混んでしまって悪循環となるわけでした。

本書ではこういう時は、無理に考えず

「元気になったら問題なくなるから、「今だけの症状」であると認識すること」

が大切ということでした。

確かに、元気になるとあまり細かいことを考えないで
行動できるようになりますからね。

 

おわりに

うつ病の予備知識って凄く重要だと思います。

なぜなら、うつ病になったらそういうことを考えることが
困難になります。
思考が鈍ることや、うつ病だと受け入れられないこと
があるためにです。

なので、ほとんどの人がうつ病に対して無知のまま発症
するので何をどうしたら良いかもわからずより悪化となります。

病院に行っても、医師によっては軽く見られ薬だけだされ
回復しないこともしばしば。
根本解決にはしっかりカウンセリングをうけてつつ
必ず休むことが重要だと思ってます。


今回も読んでいただきありがとうございました。

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