ちっちゃいおっちゃん 笑って学べる心のおべんきょう/尾崎 里美 (著)

書評

はじめに

フラワーエッセンスの講義の中で紹介があり、
潜在意識について非常に分かりやすいので
おすすめと説明があり早速手にしてみました。

潜在意識と聞くと、「怪しい」と思う方も多い分野で、
どうしも心を閉じてしまう分野ですが、
この本はそういう人の心をすんなり開いて、
柔かに訪問してくる古い友人のように
受け入れてしまうぐらいの親しみやすさがあります。

しかし、内容は深くとても勉強になるので、
潜在意識に関する入門書でありつつも、
何回も読み返すことができ、多くの人に
おすすめしたくなる一冊です。

もう1人の自分と潜在意識

潜在意識とは何なのか?

顕在意識ではない、
無意識な部分なので分からない部分なんですよね。
でも無意識に人が行動することは確かにあります。
「ない」と思っている人も今、
心臓など臓器は絶え間なく動いてますし、
用事がある日の朝は目覚ましより前に目が覚めたりします。

これは意識してないものなので
少なくとも顕在意識とは言えないと思います。
となるとそういう意識じゃないものは
潜在意識と呼ばれるものではないかと想像されます。

それをこの本では、
「ちっちゃいおっちゃん」で擬人化して表現しているわけです。
正確には、「ちっちゃいおっちゃん」は
主人公の一部で潜在意識に書き込んでいる存在になります。


「ちっちゃいおっちゃん」の役割

主人公が考えていることを思っているを
ちっちゃいおっちゃんがコツコツと
潜在意識に書き込んでるわけです。

人の考えってほとんどが過去からの記憶であり、
そこで自分が思ったことを記録してその記録に基づいて
今の行動になっており、そしてそれが未来の自分を
決めていることになります。

もし、自分が過去に失敗ばかりして、

「何をしてもダメな自分」

ということを思えばちっちゃいおっちゃんが
それを心に書き込んで
そういう自分を作ってしまいます。

そうなると未来もその自分の延長上となるため
夢を持っても叶わない自分が出来上がるわけです

そして、それを書き換えることができれば
自ずと今と未来が変わっていきます。


人ってどれだけ自分の意志だけで
行動できるかと思い返します。
自分が思っている行動理念みたいなものも
ほとんどが過去の記憶であり、
それは他人から植え付けられたものだと気づきます。

人の意見を聞くのは大事だけど、
人の意見を信じてそのまま生きるのは
過去の他人や自分や記録に縛られて生きていることになります。

 

記憶と価値観

そういう過去の記録が今の価値観さえも決めています。
その象徴的なことがあります。

雪に罪はないで。雪は雪ってだけや。でも、お兄ちゃんは雪を見ると、過去の嫌な記録がよみがえってくる。それが再生や

主人公は雪に対して過去に嫌な思い出があります。
そうすると雪が綺麗なものになります。
しかし、雪は雪。
何の罪はないわけです。

人の価値観ってこういうことの連続ではないでしょうか。
物事には何も価値は無いと言っても過言では無いかもしれません。
意味は自分がいて始めてつくものかもしれません。
良くも悪くも。



自分の変え方

多くの人が自分のことを責めたり、
ネガティブな言葉で分析しているかもしれません。
自分もそういう傾向でした。

しかし、その考えを変えないとずっとそのままになります。

それを変える印象的な言葉が下記となります。

「ただ『愛してるで』って言ってあげるだけでもええねん。いちばん大切なんはな、自分のことを好きになること。それから、自分がほんとうに好きなことを自分にさせてあげるのも、自分を愛してるっていうことなんや」

自分を好きになること、
愛することで
自分のことを認めて許容してあげる。

そのことで過去の自分を受け入れて否定的な
感情から解放してあげるのです。

実際に恥ずかしく感じるものもありますが、
これは効果絶大だと思います。
この本では無いですが、
インナーチャイルドの癒しと同様であり、
セルフハグも同様の効果となるので活用すると良いと思います。

長所と短所は表裏一体。短所を裏返すと長所やねん。だから、短所を消したら長所も消えてしまう。

この言葉も印象的で自分にも相手にも当てはまります。
どうしても人や自分の短所ばかり目について
その部分だけを取り除こうとますが、
コインの面裏と同じで両方あっての個性なんですよね。
だから、その表裏一体だと理解し短所があればその
裏の長所を見てあげることですね。
自分自身も含めてですね。


夢の実現

夢を目指すのは良いけど、
目指す夢がない、
自分には才能がないから

と、自分もよく思います。

しかし、この本での才能の定義は

「自分の好きなことはすべて才能」

であるとし、
それらを自分がしてあげることが
自分への愛情表現ということに
とても感銘を受けました。

好きなことがあっても
他人と比べると劣るから才能じゃ無い。
好きな事があるけど、とても小さなことだし、
お金にならないからこれは才能じゃない
と決めつけて才能を見過ごしてしまいます。

例え、トイレ掃除でもただ歩く事でも
なんでも良いから好きなことは才能で
それを誰かと比べず楽しんでやることが
大事なんだと。
不思議と好きなことをしている方が、
周りからの支援が得られたりするんですよね。
逆にお金が入るからと言って嫌なことを
してると病気になったり。。。

辛い時や迷った時はこの言葉を思い出してまた励もうと思います。

やる気なんかいらんねん。自分でどんどん〝その気〟になるんや。〝やる気〟より〝その気〟やで

そして、下記の言葉を心に留めておこうと思います。

成功者になるんじゃなくって成幸者になりよ。成幸者は魂が望む人生で、幸せをつかんだ人間や

おわりに

とにかく、名言で溢れているのでここでは
まだまだ書ききれない感じでした。

そんなに文字数も多くなく、
とてもコミカルで読みやすいですが、
物凄く内容が濃いです。

よくこの難しい分野をここまで
簡略化して文章化できたなと感心さえ覚えます。

潜在意識やインナーチャイルドに興味ある人は
ぜひ、読んでもらいたい一冊でした。

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