【書評】一切なりゆき (樹木希林のことば)

書評

 

  1. 手にしたきっかけ
    ・魅力的な人なので興味があったため

  2. 本の特徴
    ・全6章
    ・過去のインタビューの総集編

  3. 入手場所
    ・Amazon (kindle)

  4. 読んで気づいたこと変わった事
    ・樹木希林さんのイメージが抱いていたままでありながらももっとユニークな面を
     見れたこと

  5. 総評
    ・滲み出る魅力が読む人の価値観によって変わるが、誰が見ても魅力な部分がある。

 

なりゆき

樹木希林さんは、CMが一番印象に残ってますね。
そして、時折テレビで喋っている姿、雰囲気、言葉に
唯一無二の存在感があります。
この魅力は何なのか?どこから得たのか?
俳優でなくとも同じ人間として知りたくなるものです。

この本では、
過去のインタビューを総集編のような形式で
各章それぞれのテーマにまとめられています。

なので、若い頃のことばと晩年のことばが入り混じってますが、
ユニークな内容のわりに不思議と一貫性があり、
きっと若い頃から何かこの方の土台見たいなものが備わっていたんでしょうね。
そして、そこから歳を重ねるごと人生観が深みをまして
さらに魅力的になれた印象です。

この人生観は、有名人と思えないくらい庶民的なところであり
そしてありのままであるということ。
何か執着することなく、物事を受け入れること。
そして、辛いことも面白いことに
置き換える生き方が競争率が激しい業界で
生きてきたとは思えない素朴な生き方。
しかし、だからこそポジティブで自分の個性を最大限に発揮してこれたのでしょう。

この本では、本人のことばで字を読んでいると
不思議と樹木希林さんの声が聞こえてきます。
ことばなのにもうその口調からしてもうそのものなんですよね。
それくらい個性的なんだと改めて実感しました。

また、お亡くなりなったのは非常に残念ですが、
これも不思議と可哀想という感情はなく、読み終わった後に
笑顔にさせてくれる本でありました。

 

 

おわりに

歳をとるということに対する
恐れや不安は誰しもあると思います。
でも、樹木希林さんを見ていると
そういうことを忘れさせてくれて
「歳をとることの魅力」
を分けてもらえる気がすんですよね。

気取らずに、欲張らずに、
かと言って無気力というわけでない
凛とした姿と心に歳をとることの良さを
感じさせてくれます。

誰しもが樹木希林さんのような人になる、
またはなれるという意味でなく
自分なりの歳のとりかたを教えてくれるような
気持ちになります。

ですが、樹木希林さんなら
「そんなことないわ、ご自分で考えなさい」

と言われそうで、また言われたかったなと。


今回も読んでいただきありがとうございました。

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