【書評】心地よく生きるために (あなここ出版部)

AC (アダルトチルドレン)

 

  1. 手にしたきっかけ
    ・うつ病、アダルトチルドレンに関心があったため

  2. 本の特徴
    ・全5章
    ・イラストはなし

  3. 入手場所
    ・Amazon (Kindle Unlimitedなので0円)

  4. 読んで気づいたこと変わった事
    ・人が心を乱す経緯、その原因についての過程

  5. 総評
    ・多くの人が思い当たることが書かれており、その原因についも記載がある。
     上司、仲間同士、家族に関係を営む上で知っておくべき大事なことが多く述べられている。

 

 

納得出来ていない感情

著者の「あなここ」とは誰だろう?なんだろう?
と思い調べると由来がありました。

「あなここ」とは、「あなたのこころをまもりたい」から派生したグループ名とのことで
こちらの方々がこの本を書かれているようでした。
活動内容など詳しくはHPがありましたので
下記リンクをご覧いただくとわかりやすいと思います。
Core Rebirth@あなここ
※HPからは見当たりませんでしたが、著者があなここ出版なので間違いないでしょう。

この本では、うつ病アダルトチルドレンなど精神的な気質や病気については
名称をだしてそれぞれ述べているわけではありません。
ですが、その原因となる本質と対処について書かれている印象を持ちました。

わたしたちが、どうして
怒り、拒絶、自虐、他虐
を行なうのか?
または、行わない人がいるのか?
どうして、生きづらいのか?
そんな悩みの経緯と回復方法が示されています。

家庭環境、学校生活などの社会生活において
無意識の間に多くの未完了な感情が心に残っていることを思い知ります。
それは「納得出来ていない感情」という言葉が当てはまるでしょう。
その感情は、いつ、どのように消化されるのでしょうか?
またされないとどうなるのでしょうか?
それが強い感情あるほど人に対して怒りや拒絶または他虐となり、
家庭では虐待、外ではいじめのような行動に要因にもなりえるのです。

この本では責めるわけでも、問いただすわけでもましてや社会風潮批判
というわけで書かれているわけでもなくありのままの人しての感情と
その心の傷を説明されています。

読んでいると、まるで「共感」してもらえれているかのような
暖かな気持ちにもなります。
自分が、辛い思いをしている人にとっては癒しにもなる本でしょう。
また、読んでいるうちに実は自分も人を傷つけていたという
気づきにもなる本であるため自分を客観的にみるための本にもなるでしょう。


ぜひ、まずは軽い気持ちで手にして読んでみることをおすすめします。

 

おわりに

人の心の仕組みというのは、本当に謎でありつくづく複雑だと思います。
けど、すごくシンプルなこともあり、なんだか神秘的だなと思うことあります。

この本では、「納得」という言葉とても印象に残りました。
世の中のこと全て「納得」できればだれも不満や葛藤は生まれず
怒りも拒絶もないので自虐も他虐もないと思います。

ですが、この「納得」というのが難しい。
なぜなら、自我が芽生え始めてから自分や人を許容することが
困難になるからだと思います。

人を認めれば、自分が間違っていたと思い批判を恐れます。
自分を許容すると「甘え」だと自分自身が否定をします。

色々と葛藤が生まれます。
でも、それでも自分の心と向き合って抱いている感情を納得し
そのために許容して行くことが必要であり、人の助けを受けれたとしても
それは自分自身が行うしかないという思いであります。

寄り添うような書かれてたこの本を読み終えて
そんな気持ちが溢れてきた次第です。


今回も読んでいただきありがとうございました。

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