時代を超えるロックナンバー〜「夢見る少女じゃいられない」相川七瀬〜

楽曲解析
相川七瀬 夢見る少女じゃいられない

楽曲について

相川七瀬のデビュー曲となります。
発売されてから、20年以上経ちますが
古さを一切感じないのが凄いです。
楽曲は全体はハードロックギターが
鳴り響いているのでコード感というものは
薄い感じがしますが、
こういうロックナンバーならではのコード進行の魅力も
あると思いますので掘り下げてみようと思います。

イントロ

コード進行C#m-A-E-B
度数   VIm-Ⅳ-Ⅰ-Ⅴ

通称ポップパンク進行と呼ばれる
欧米のポップミュージクで多用されている進行。
小室進行に似てますが、こちらの方が哀愁は軽減されて
ドライな雰囲気に感じますね。
ゴリゴリのロックテイストにはこっちの方が
泥臭くならなくてカッコいいケースが多いですね。

Aメロ

歌詞 「午前0時の交差点~」
コード進行C#m-B-C#m-G#
              C#m-B-C#m
度数         VIm-Ⅴ-VIm-Ⅲ
             VIm-Ⅴ-VIm

小細工なしでマイナー調でゴリゴリ突き進む感じが好きです^^

Bメロ

歌詞 「車走らせるあなたの横顔~」
コード進行A-E-B-C#m
    A-E-DG#
度数   Ⅳ-Ⅰ-Ⅴ-VIm
    Ⅳ-Ⅰ-♭Ⅶ

こちらもポップパンク進行の派生バージョン。
Ⅳから始まることもあってさらに哀愁が減って
無機質、都会的、センチメンタルな雰囲気になりますね。
G#
はノンダイアトニックですが、同主調のマイナー調の
ハーモニックマイナーからの借用ですね。

♭Ⅶが登場しますね。
これは同主調からの借用コードで
ロックでは頻繁に登場しますね。
特に90年代のB’zでも良くお目にかかります。

Cメロ(サビ)

歌詞 「もっと激しい夜に抱かれたい~」
コード進行C#m-A-E-B
    A-B-C#m
度数   VIm-Ⅳ-Ⅰ-Ⅴ
    Ⅳ-Ⅴ-VIm

イントロ同様のコード進行です。
A-B-C#m
これもロックで良くある進行ですね。
ポップパンク進行とも相性ばっちり
といった感じです。

おわりに

ロック調のコード進行の合わせ技が
織り交ぜられた楽曲。

どこか悪そうな雰囲気があるのは
1、小室進行を使わないこと
2、Ⅲmを使わないこと
だと思います。
これだけで哀愁が減って凄く
都会的というかすました感じになりますね。
それが歌詞とも相まって時代を超えたロックナンバー
となっている所以かと思います。

ZARDと違いゴリゴリのロック調でしたが、
随所で心にセンチメンタルな想いを
与えてくるのはやはり織田哲郎氏のセンスだと思いました。

点と点を繋ぐ想いが揺れるコード進行〜「揺れる想い」ZARD〜
楽曲についてZARDと言えば作曲は織田哲郎氏を思い浮かべる人が多いと思います。私もその1人で繊細で情緒ある楽曲が特徴であります。その魅力がこの曲でも全体に行き渡っており、どこを切っても織田節が染み渡って...

 

今回も読んでいただきありがとうございました!

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