過去をZEROにする挑戦的なサウンド〜「ZERO」B’z〜

楽曲解析
B'z / ZERO

楽曲について

11枚目のシングル。
1992年10月7日発売。
当時ノンタイアップかつ先行シングルに関わらず2週連続1位で
累計120万枚も売り上げたモンスター曲。
ライブでも定番で否応なしに盛り上がる定番曲であり、
謎の中毒性があるB’zならではの破壊力満載の楽曲。

※参考サイト
「ZERO」

イントロ

コード進行Am
度数  Ⅵm

シンセとハードなギターの絡み合いは
70年代ハードロックとダンスミュージックの
融合の可能性を導き出しています。
コードはAm一発で淡々と骨太にかつリズミカルに突き進みます。

Aメロ

歌詞 「ぎらぎらした街をぬけ〜」
コード進行Am-GonAAm-F-G
度数   Ⅵm-ⅤonⅥ-Ⅵm-Ⅳ−Ⅴ

イントロからコードチェンジせずに
Aのベースラインが続きます。

GonA
このオンコードは非常に不安定な使い方なはずです。
コードトーン外ですし、9thなので
不協和音ではないですが、
ベース音としては避けがち。
ですが、妙にここでは都会的というか
無機質な感じでかっこいいです。
コードチェンジをせずに淡々と進む印象ですが、
後半部分に注目です。

Am-F-G
ここがほぼ小室進行になってますね。
聴感上の印象としては小室進行の印象は低いですが、
こういう風にさりげなく使うことでも
聴いている側は馴染みがあり、
かつコード進行がもつ独特に
哀愁を帯びることになります。

Bメロ

歌詞 「たちの悪いくせだね〜」
コード進行C-Am-DIM-G
    C-Am-F-G-Am-(F#7)  
度数  Ⅰ-Ⅵm-Ⅱ-Ⅴ
   Ⅰ-Ⅵm-Ⅳ-Ⅴ-Ⅵm-(#Ⅳ7)

イントロからずっとAm調なだけに
ここでの同主調のメジャーへ転調するのは
雰囲気の変化が強く感じます。

1回目はまたAメロにもどりますが、
2回目でサビへ行きます。
その時にだけ最後F#7が登場します。
ここがサビへの加速感を高めている

重要なコードになります。
ギアを一気に上げてスピードが上がる感じがしますね。
このコードはノンダイアトニックコードですが、
意味は転調後であるBmのドミナントコードを
になりますね。

ただ、C調ではどういう解釈でF#7(#Ⅳ7)を
解釈したら良いか私には分かりませんでした。
誰か教えてください(笑)

今後分かったら述べようと思います。

Cメロ(サビ)

歌詞 「今あいたい すぐあいたい〜」
コード進行Bm-G-DIM-F#7
    Bm-G-D-A
度数Ⅵm-Ⅳ-Ⅰ-Ⅲ7
  Ⅵm-Ⅳ-Ⅰ-Ⅴ

Bmへ転調となります。
そして通称ポップパンク進行と呼ぼれる進行ですね。
欧米のポップミュージックで多用されている進行。
小室進行に似てますが、
こちらの方が哀愁は軽減されてドライな雰囲気に感じますね。

ゴリゴリのロックテイストにはこっちの方が
泥臭くならなくてカッコいいケースが多いですね。

おわりに

レッドツェップリンを彷彿する
ギターとダンスフルなデジタルサウンド
サビまでの焦ったさとサビでの高揚感。
すべてがカッコ良いです。

コード進行とアレンジが非常にシンプルなのが
サビへの緊張感を上げているのではないでしょうか。
本曲は、特に歌詞の魅力を最大限に
引き出しているように感じますね。

しかし、当時このサウンドでシングル発売
したのは非常に勇気がある決断だと思います。
今はヒットしている前提だから違和感ないですが、
当時では明らかにポップではないですし、
今までのB’zファンが指示るす様な曲調でもありません。
そこを越えてこの曲を作りリリースする
攻める姿勢が今も第一線で活動する秘訣であると
曲を分析しながら教えて頂きました。

今回も読んでいただきありがとうございました!

にほんブログ村 音楽ブログ サウンドクリエイターへ
にほんブログ村

タイトルとURLをコピーしました