【書評】鈍感な世界に生きる敏感な人たちへ (イルセ・サン)

HSP

1.手にしたきっかけ
・自分がHSPの気質があったから
・HSPとは何か、どういう風に生活したら良いか知りたかったから

2.本の特徴
・全4章
・ 章ごとに「HSPの能力」、「心の問題」、「HSPと上手く接する方法」、
 「非HSPと上手く接する方法」
・HSPチェックリスト有り

3.入手場所
・Amazon (Kindle)

4.読んで気づいたこと変わった事
・HSPの人が過度に刺激を受けた際の行動パターン
・HSPの人が取るべき対応

5.総評
・HSPって何?から始まり、どういう気質があるのか、どういう注意が必要なのかを把握できた。
・HSPと非HSPとの向き合い方を把握出来た。

 

HSPの気質、抱える心の問題、向き合い方

HSPという言葉を知ってまず思うのは

「病気?薬は?何科で受診すれば良いの?」

と思う人、または

「なにそれ?」

と思う人様々だと思います。

私も、うつ病になった根本原因を探る為に自分の気質を分析している中で

HSP

を知りました。

なので、ほとんどの人が知識が無い状態でのスタートだと思います。

この本では主に、

・HSPの気質や能力
・抱える問題
・HSPと非HSP (タフな性格)


それぞれの接し方が記載されているので
非HSPの方や身近にHSPの方がいる方、
また会社にに勤めていて部下を持つ方には
読むことで理解が得られます。

最初に理解すべきことは、

HSPは病気では無い

ということ。

気質です。

なので、薬でどうにかなるものでは無いです。
5人に1人の割合で居るらしいので、
然程特異な気質でも無いのです。

実際、生活をしていてどうでしょう?

身の回りにも結構、
神経質な方や言葉や環境に敏感な方がいるのではないでしょうか?

非HSPの方にとっては

「もっと気楽にやれよ。」
「そんなに気にするな」
「大丈夫だよ」


と善意の気持ち思うはずです。

ですが、HSPの方にとっては

気になるものは気になる

のであって見えるものを見なくすることは出来ないのです。

この点で双方の理解が難しいところに
HSPの方が社会で生きづらいと思うところになります。
※私はそうです。

なので、

HSPや非HSPの双方の方が理解

をすることより心地良い社会になるはずです。

 

自分がHSPだったら?また身近にHSPの方がいたらどうする?

まず、HSPチェックシートでやってみましょう。
誰しも当てはまる項目はあるので、過剰に心配はいりません。

先ほども書きましたが、これは病気ではなく、
気質や性格にあたるものです。

どうしてもマイナスなイメージがあるでしょう。

実際に悩むから検索してHSPを知るわけですからイメージは
マイナスからのスタートですよね。

でも、これは能力と捉えてはどうでしょうか

・敏感=多くの情報を吸収できる
・繊細な違いに気づける
・慎重で危機管理が出来る
・共感力が強い
・想像力が豊か

などなど

これがネックで精神的に負荷がかかって辛いでしょうが、
一旦良い面を見ると良いですね。

私は、これだけでもマイナスからプラスの面が見えるようになりました。

ただ、気をつける点も把握しておく必要があります。

HSPは過度に刺激を受け続け、
「引き返す」という選択肢を取ることができないときには、
鬱になるか、怒りを爆発させるか、対処しきれないその状況から抜け出そうと
何かしらの衝動的な行動に出ることがあります。
たとえば、仕事を辞めてしまうとか、友だちと縁を切るとか、
実家に電話をして年老いた両親を怒鳴りつけるとか、
アルコールを過剰に摂取するとか、暴飲暴食に走るなどです。

引用:鈍感な世界に生きる 敏感な人たち

この点を自覚しておくだけでも、自分でブレーキをかけるきっかけになるでしょう。

 

辛い時にどうすれば良い?

本に記載されている中で、参考になったのは

「何もしないこと」です。

そう書くと

「そんなわけにはいかないよ!」

って思うのはわかります。

全く何もするなというわけではなくて、
刺激を減らしましょうということです。

だからルーティンワークなど
あまり意識をしなくても良い行動は良いのです。
外部からの刺激で自分の心が掻き乱された状態をゆっくり整えて
本来の自分にしておくことが大事なのです。

 

非HSPの方にも読んで欲しい!

 

世の中、表裏があるようにHSPの方がいると言うことは
非HSPの方もいるということで
どちらが優っているとか劣っているとかではなく
双方が理解の上で歩んで行くのがより良い社会だとわたしは考えます。

なので、ぜひ非HSPの方にも読んでもらい
理解をしてもらえると良いなと思います。

部下を持つ上司の方は、教育する上でも非常に役立つ知識になります。

 

終わりに

「HSP気質は才能であり、活かすもの!」

と言うのが私の見解です。

こう書くと非HSPの方には

「わたしは才能ないって言いたいの?」

と気分を悪くするかもしれませんが、
そういう意味じゃなくて、

マイナスにとらえていたものをプラスにしましょうということです。

非HSPの方が社会で力強く生きているだけでも、
私のような人間にとっては

「生きる才能だな」

と感心しているのがホンネです。

HSPの気質を最大限に利用して、
自分の力を発揮しながらも非HSPの方と
連携することでより大きな可能性へ繋がるはずです。


今回も読んでいただきありがとうございました。

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